鼓膜形成術と鼓室形成術について質問したこと

鼓室形成術をしていただいた病院の先生ではありませんが、以前、通院していた病院の先生から聞いた話があります。

鼓膜が1/3程度の穴が空いていたときですが、先生は、この鼓膜をふさぐ手術には、2通りあります。と言われました。

これが、鼓膜形成術と鼓室形成術のことだと思います。
まだ、手術などはまったく考えていなかった時ですから、先生も大まかに説明されました。

鼓膜形成術は、2-3日の入院で、切開等もなくできる手術
鼓室形成術は2週間前後の入院で、耳の後ろを6cm程度切開して行う手術

鼓膜の中も処置しなければいけない場合は、鼓室形成術になるのでしょうが、

「鼓膜をふさぐだけでいい場合の手術は、鼓膜形成術になりますか?」と質問しました。
*鼓膜形成術のほうが、早く退院できるし、切開しなくていいのも魅力があったからです。

その時、先生が紙に書いて説明していただいたことで、すごく印象に残っていることがあります。
先生は、2つの絵を書かれました。
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黄色い部分が鼓膜です。 青い部分が、穴が空いている箇所です。
鼓膜に穴が空いている箇所が違いますよね。

この、穴が空いている箇所も、どちらの手術がいいかの判断材料になるようです。

①は、鼓膜の中でも、真ん中のほうに穴が空いています。
この場合、穴は、接着剤を使って鼓膜の代用品?を接着するのも簡単にできやすいとのこと。そうですよね。

しかし、②の場合、鼓膜のはしの方に穴が空いています。

その場合、接着しても、ふさぎにくい場所があります。
どこだかわかりますか?

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そう。下の赤く塗った部分です。端の部分ですね。
ここは、貼りつける土台(鼓膜)がないため、鼓膜の代用品?を貼りつけるのが、難しいようです。

確かに難しいそうですね。素人の私も、妙に納得しました。貼りつけにくそうだし、貼れたとしてもはがれやすそう。そんな印象です。
そこは、「先生の腕」にかかっているのかも知れませんが・・・。

その時、私の耳の中の写真を撮って、見せてくれました。

「あらっ! どう見ても②番ですね」(残念)

私の場合、②のように、端に穴が空いていました。

先生も、
「鼓膜形成術でふさげないこともないかもしれませんが、きっちりふさぐことを前提にするならば、鼓室形成術でされたほうがいいかもしれませんよ。もちろん、鼓膜の中の状態もはっきり見れるし、必要となれば処置できますから。確実ですよね。」

と言われました。

私「ですよね。」

もちろん、この時は、鼓膜の奥の状態(耳小骨等の)は、調べてもらっていません。
ただ単に、鼓膜をふさぐだけの手術でいい場合の手術方法についての話です。

しかし、妙に先生の話に納得して、

「数十年前に、鼓室形成術?(耳裏を切開・3週間の入院)をしても、結果、ふさがらなかったからな~。
もし、再度、手術を受けるんだったら「鼓室形成術」をしてもらったほうがいいな。
2週間かかっても、するならこっちだ。
しかも、鼓室形成術の手術実績が高い病院で。」

そんな思いで、先生に御礼をいい、病院を後にしました。

この経験があったので、のちの実際、鼓室形成術を受ける時も、鼓膜形成術ではできないでしょうか?とは、一度も聞きませんでした。
こちらの先生も最初から「鼓室形成術」を薦められ、私もこちらでお願いしました。

*のちの実際の手術では、中の状態は処置しなくてよく、鼓膜だけの形成手術になりましたが、鼓室形成術でよかったと思っています。

私も、手術をするかどうかの判断をする時に、ネットでいろいろ調べましたが、中には、術後にはがれた?というような内容やうまくふさがっていなかった。という内容の書き込みを時々みました。

もちろん、その原因は何だったのかは、解りませんが、そうした書き込みをみていると、上のような説明内容も、いくつかは影響あるのかな?と。

鼓膜形成術は受けていないので、よく調べていません。
今では、端に穴が空いていても塞げる技術になっているのかもしれません。

また、穴の空いている箇所・大きさは人それぞれなので、最後は、病院の先生に相談してみることをお勧めします。
(ひとつ言えることは、単に、2-3日で退院できる。切開しなくていいから。という理由で決めないほうがいいということです。)

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