中耳炎について(慣れるとよくないこともあります。)

中耳炎と聞くと、どういった印象があるでしょうか?
特にめずらしい病気という感じはないと思います。というのも、私の場合、幼少期に風邪などをひくと、よく同時になる印象があるのが中耳炎でした。
風邪の細菌が、鼻やのどから入って、中耳に炎症を起こすというのが、一般的な中耳炎にかかる原因のようです。

私の場合、記憶はさだかではありませんが、幼少期に鼻炎があり、幼稚園の帰りに母親の自転車のうしろにのって、よく耳鼻科に行っていた記憶があります。
そして、時々中耳炎にかかっていた記憶があります。

耳の後ろがだんだん痛くなり、夜に冷やすと少し楽になっていました。
そして、時には、耳だれがでてくる状態です。

そして耳鼻科へ

耳だれは、最初は、色も薄く匂いもさほどないのですが、治りが遅く、耳だれが続くと、色が濃くなり、異臭もしてくる状態です。

耳だれが出てくるということは、鼓膜が一部穴が空いている状態です。
普通ですと、耳だれが止まり、細菌が取り除かれると、少し空いた鼓膜は自然に塞がっていくのですが、この耳だれが長引くと、鼓膜の穴が大きくなってしまい、止まった後でも、自然治癒できなく塞がらない。という状態になります。
鼓膜穿孔(鼓膜に穴が空いたままの状態)になります。

私の場合、この鼓膜穿孔につながる中耳炎の記憶を鮮明に覚えています。(30年以上前ですが)

中耳炎にかかり、耳鼻科へ。
それまでにも、何度か中耳炎になっていましたので、親も、特に重大という感じはありませんでした。

しかし、中耳炎になった時期も夏ということもあり、なかなか耳だれが止まらず、色も日に日に濃くなっていました。
匂いも、だんだん異臭がきつくなりました。

個人の耳鼻科の先生でしたが、「なかなか止まらないね~。すこし薬を強いのにしてみましょうか?」という感じでしばらく通院していました。
何度も通院しても、一向に耳だれがとまる気配がなく、このころから、不安になり、他の大きな病院をさがすことをしていました。

隣の市の総合病院の耳鼻科がいいということを聞き、そこに親と言った記憶があります。

先生に診察してもらうと
「これはけっこうひどくなっていますね~。とにかく耳だれをとめて、細菌を取り除きましょう。」と言われ、渡されたのが点耳薬

それまで通っていた耳鼻科は、ガーゼに薬をしみこましたものを鼓膜近くまで押しこみ、その上から脱脂綿で塞ぐというものでした。

しかし、この病院で渡された点耳薬と言うのは、横になり、直接、耳に透明な液体を5~6滴たらし、10分後ぐらいに、差した耳を下にして中の液体(薬)を出すというものです。

簡単に言うと目薬みたいなもので、数分後に下向きになり、流しだすという感じです。

今では、点耳薬は、珍しくないもので、どこでも処方されているものなのかもしれませんが、当時、私は、初めて見た薬でした。

そして、耳の中の耳だれを止めたいのに、その耳に、新たに薬とは言え、また液体を入れるとは?とびっくりした記憶があります。

しかし、この点耳薬のおかげで、数日であっという間に、耳だれの異臭もなくなり、耳だれ自体もなくなりました。
あれほど、止まらなく長びいていたのに、こんなに短期間で止まるとは!とこちらもびっくり。

大げさかもしれませんが、「今まで、耳だれがとまらなかった期間はなんだったの? 魔法の薬!」と思ったのをよく覚えています。

しかし、耳だれが止まった後に、診察してもらった時、「鼓膜に少し穴が空いていますが、こちらは自力で塞がらない大きさだと思います。」と言われました。

手術で塞ぐしかないということでした。

今思えば、もっと早くこの病院に変えていれば・・点耳薬に出あっていれば・・・鼓膜に穴があかなかったもしれません。
いまでは、セカンドオピニオン(他の病院に変わること)も珍しくないですが、当時は、途中でこちらから病院を変えようという発想があまりなかったと思います。

しかし、現在、私の身近で、ちいさなしこりがあり、病院で調べてもらったら、気にするものではないですよ。と言われたけど、やっぱり気になり、他の病院で詳しく調べてもらったら、初期の乳ガンだった。という話を、聞いたことがあります。

自身の症状は、自身が一番わかることもあります。

やはり、どんな病気でも、少し不安に感じることがあれば、遠慮なく病院で相談することも必要に思いますし、思い切って、他の病院に変えてみることも必要な時もあると思います。

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