転院 慢性耳漏性中耳炎で鼓膜に穴が・・・。 

止まらない耳漏

なかなか中耳炎の耳垂れが止まらず、転院。

新しい総合病院に行き、早速診察。

先生が、「だいぶ、ひどくなってるね~。とにかく、耳垂れを止めましょう。」
ということでした。

そして渡されたのが「点耳薬」
目薬みたいな容器に入っていました。

いまでは珍しくありませんが…、当時は、耳垂れが止まらなくなっているのに、その耳の中に新たな液体(薬)を直接入れる?
水泳のときに、耳の中に水が入り、出てこず、中耳炎になっていたのに、耳の中に、水みたいなものを入れる? 
大丈夫かな?と思いながら、病院を後にした記憶があります。

また、今まで通院していた病院のように、耳に脱脂綿を詰めたりということもなく、点耳薬を入れたあと、しばらくして、耳を下にして、点耳薬を出すだけでした。

しかし、驚くことに、耳垂れは数日ですぐに止まりました。

今まで、さんざん耳垂れが止まらず、ひどくなっていたのがウソのように止まりました。
母親と、「もっと早くこの病院に来ればよかったね~」と話た記憶があります。

その後も、通院してすっかり、耳垂れもなくなり、耳の中もきれいな状態に…

慢性耳漏性中耳炎による鼓膜の穿孔

しかし、先生が
「しばらく耳垂れが続いていたせいで、鼓膜に穴が空いています。小さな穴なら、通常なら自然にふさがっていくのですが、少し大きな穴になっているので、自然にふさがらないと思います。
まだ若いから、今後のことも考えたら、この鼓膜をふさぐ手術をした方がいいと思いますよ。急いだことではありませんが、手術・入院は3週間になりますので、夏休みとかを利用してみては? 手術を希望の場合は、また来院してください。」

と言われました。

その時は、特に聞こえが悪くなった感じもなかったのですが、当時中学生だった私は、体育の授業の水泳とかができなくなるのかな?
耳栓すれば大丈夫なのかな?そんな感じでした。

しかし、年齢的なこともあり、手術で治るのであれば、ということで、親と相談して、翌年の夏に夏休みを利用して3週間、手術・入院することになりました。

カテゴリ:自身の中耳炎の歴史
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