鼓室形成術で入院・手術する場合、費用も気になるところです。
もちろん病院によって違うと思いますし、検査内容・手術の細かな内容も違うと思いますので、参考程度でお願いします。
私の場合は以下の通りでした。
2016年に入院・手術 (入院は10日間)
高額療養費制度を活用(事前に、「限度額適用認定証」を発行してもらっていました。)
病室は、4人部屋(個室等ではないため、部屋代別途は無)
手術・入院の総額は823,890円
3割負担なので、支払金額は823,890円×0.3=247,167円
高額療養制度とは
医療機関等の窓口での支払いが高額になる場合、後から申請すると自己負担限度額を超えた額が払い戻される制度のことです。
しかし、後から払い戻しされるといっても、退院時に一時的に支払いしなければいけません。
もし、私が「限度額適用認定証」を準備していなかった場合、病院を退院する時に247,167円(+10日間の食事代)を払うことになります。
そして、退院後に、後から申請すると自己負担限度額を超えた額が払い戻される形になります。
後から払い戻されるといっても、250,000円前後の金額を先に支払うというのは、大きいですね。
そこで使いたいのが「限度額適用認定証」
70歳未満の方が「限度額適用認定証」を保険証と併せて、入院時に病院に提示すると、退院時に、払い戻される金額を計算して、実質の支払い金額を払うだけで済むということです。
この「限度額適用認定書」の発行は、私の場合、社会保険なので、社会保険事務所へ行って、この認定書の発行申し込み用紙をもらい、必要事項を書いて提出。
1週間後ぐらいに、郵送にて送られてきます。
よくわからない場合、「高額医療対象の入院・手術をするため、「限度額適用認定書」の発行の手続きをしたいのですが・・・」と言えば、すぐに用紙をもらえます。
注)高額療養費制度が平成29年1月から変わっています。詳しくは、全国健康保険協会のHPで確認してみて下さい。
話は、私の場合に戻ります。
手術・入院にかかる費用が247,167円でした。
高額療養費制度で、私の場合、平成26年12月診療分までの区分Bにあてはまり、自己負担限度額が
80,100円+(総医療費-267,000円)×1%
計算すると
80,100円+(総医療費823,890円-267,000円)×1%=85,669円
入院中の食事代が16,500円の30%負担で9000円
85,699円+9,000円=94,669円
その他は、医療保険・入院保険・通院保険等、個別に保険に加入している場合、保険会社によっては申請の際、病院の診断書が必要になります。病院に診断書を書いてもらう費用が数千円(病院によってさまざま)になります。
*申請時、診断書が必要かどうかは、加盟している保険会社に電話ででも問い合わせをしたら、すぐに教えてくれます。
私の場合は、総支払額は100,000円弱になりました。
参考程度に書きますが、もし、「限度額適用認定書」を出さなかった場合は、
247,167円+食費代9,000円=256,167円を退院時に支払い、後から100,000円弱を差し引いた金額が戻ってくるということになりますね。
先に差し引いてもらうか、後から払い戻ししてもらうかの違いだけで、結局は100,000円弱の支払いということです。
他にかかる費用と言えば、テレビカード代(見る場合)・売店での購入代ぐらいでしょうか。これは人それぞれですね。
私は、売店で頻繁にコーヒー・お菓子・ジュース購入 また、コインランドリー使用・テレビカード・冷蔵庫使用等で、10日で10,000円弱使いました。汗
あとは、保険に入っている場合は、保険でどのくらい払い戻しができるかを確認すれば、実質の自己負担額の目安がわかると思います。
ちなみに、私は退院時、費用はクレジットカードで支払いしたため、引き落としまでには、保険のお金が入っていたため、先の支払い負担金なくすみました。
注)
以上は、私の場合の支払い額です。
病院・鼓室形成術の細かな内容・年代・病室の個室or相部屋等によって金額は変わってくると思いますので、あくまで参考程度でお願いします。