パッチテストで確認すると・・・
前回、近所のかかりつけの耳鼻科の先生に聞いた話で、実際、手術を受ける場合、「鼓膜形成術」と「鼓室形成術」というのがあることを聞きました。
私の場合、鼓膜に穴が空いているだけなら、鼓膜形成術で2~3日ぐらいの入院でできること。耳の後ろを切開することはなく、比較的簡単な手術ということ。
もう一方の、「鼓室形成術」の場合、鼓膜をふさいでも、鼓膜につながった耳小骨が壊れている場合、鼓膜をふさぐだけでは、聴力の回復が望めないので、耳の後ろを数センチ切開して、治療し、鼓膜も形成する手術。入院は2週間程度
と言われました。
詳しいことは、紹介する総合病院でしらべてもらって、どちらになるかを聞いたらいいよと言ってくださいました。
手術は本当にうまくいくのかな?
2週間は長いな~ 会社休めるかな?
聴力に不自由を感じながらでも、このまますごそうかな?
最近の補聴器もいいらしいよ。って聞くし、そうすれば手術はしなくてもいいなぁ~
いろいろ考えながら、数日後、いつもの耳鼻科を訪れました。
すると、そこで、簡単な「パッチテスト」をしていただきました。
パッチテストとは、セロテープみたいなものを、鼓膜の穴が空いている所に貼り付けて、聴力がどうかというテストです。
仮にふさぐものなので、あまり正確ではないのだけれど、聞こえがよければ、手術後の聴力もかなり望めるとのことでした。
そして、鼓膜にテープを貼ってもらうと…
え? 聞こえる。
先生の声がさっきよりよく聞こえるのが、わかりました。
先生は、このまま、つけたまま何日か過ごしてみたら?といわれ、そのまま貼り付けたまま病院を後にしました。
その日は、雨が降っていて、傘をさして帰りましたが、雨が傘に落ちる音が、来る時よりもかなり大きく聞こえました。
普段、普通に耳が聞こえる人は、このぐらいで聞こえるのかな?
自宅について、テレビをつけても、いつもの音量だと大きすぎました。
妻や子供たちが、いつも「パパ、音、大きくない?」と言っていたのに、納得。
手術を受けると、聴力が回復する可能性が高いのか?
それに、鼓膜に穴が空いていることによって、年に数回なっていた中耳炎もなくなるんだ・・・
現在、40代半ばで、今のままの状態だったら、年をとるともっと、鼓膜の穴にかかわらず、聞こえが悪くなる可能性が高い。(老化現象で)
普段、家庭や会社で、人の声が聞き取りにくい事でのストレスから解放される。
人と話すことを避けがちになっていたことから解放される。
そんなことを考えながら、結果、手術を受けることにしました。
受けると決めて、ネットでも、県内でその手術の実績が高い病院や、手術内容を色々調べました。かかりつけの耳鼻科の先生が、紹介状を書いてくれると言われた病院が、県内では、トップクラスの実績がある病院で安心しました。
そして、そこからはトントン拍子で・・・。
いつもの病院に行き、「手術受けようと思います。紹介状お願いできますか?」
紹介状を書いてもらい、手術を受ける総合病院の診察予約もとっていただきました。