手術の前日に入院しました。
外来に行き、診察後、別室にて、手術をしてくださる先生から、手術の細かい説明を聞きました。
鼓膜の形成方法や、およその手術時間・術後の処置方法など。
このとき、手術に関しての色々なリスクの説明もありました。
『鼓室形成術』は、鼓膜を塞ぐことによって、慢性的な中耳炎をなくすことと聴力の回復を目的に手術してもらうわけですが、鼓膜はうまくふさぐことができても、聴力は、個人差があり、必ずしも以前より、回復とはいかないかもしれないことも聞きました。
今よりは、聞こえが良くなってほしいのはもちろんですが、耳は思ったより、デリケートな場所なのは、長年、中耳炎に悩まされてきた自分は、よくわかっているつもりでした。
先生の説明が終わると、そのまま、病棟へ
ナースセンターにつくと、看護婦さんに、病室の案内・お風呂の場所・洗面所の場所・トイレの場所・コインランドリーの場所などなど、階の案内をしてもらいました。
ビックリしたことは、術後、2日目から、首から下のシャワーができるということでした。
以前(30年以上前)の手術の時は、3週間入院しましたが、お風呂・シャワーは全く入れなかったからです。
そして、病室にもどりました。
その後は、手術をする耳の周辺を3~4cm剃毛するために、病院内の散髪に。
夕方に、
麻酔科の先生と会い、全身麻酔の説明を受け同意書にサイン。
手術当日に、いろいろサポートしてくれる方がこられ、こちらも説明を聞いた旨のサイン。
入院中の診療計画書を看護婦さんから説明を受け、サイン。
もちろん、午前中の主治医の先生から、手術の説明を受けた時もサイン。
と、いろいろとサインをしました。
夕食をすませたあとに、看護婦さんが、「経口補水液」500mlを3本持ってこられ、翌日の朝までに、飲めるだけ飲んでください。と言われました。
この、「経口補水液」というのは、脱水症状なとを起こさないために、「飲む点滴」と言われているものらしく、飲むことで、点滴と同じ効果があるようです。
明日の手術のために、必要なんだなと思い、飲めるだけ飲みました。
(結果、翌朝までに2本半飲みました。味は、アクエリアスなどの、スポーツドリンクなどとほとんど同じ味で、飲みやすかったです。)
参考:「経口補水液」は、OS-1(オーエスワン)というものです。ネット検索でも出てきます。
量は、飲めるだけで良いようです。
そして、その日は、早めに就寝しました。と言いたいところですが、普段、夜1時すぎに寝ている自分にとって、消灯が9時半は、早すぎ。
と思いつつも、寝ましたが、その日は、何度も目が覚め、明け方4時過ぎには、完全に起きており、ただひたすら、朝が来るのを待っていました。