無事退院して、自宅に戻り、その日の夜は久しぶりの自宅でのんびり過ごしました。
やっぱり自宅は落ち着きいいものです、
入院中は、夏ということもあり、病院ではシャワーのみで過ごしていましたが、自宅に帰り久しぶりに湯船につかりました。
やはり、湯船につかると、手術した右耳は、ドクドク心臓の音のような音がしてきます。
お風呂からあがり、数時間すると収まっていく感じでした。
このまま順調にいきますように・・・と思って翌日。
翌日も会社は、休日をとっていましたので、のんびり過ごすことにしていました。
朝起きて、変わりがない状態と感じていた耳ですが、数時間後、右耳の中が何かくすぐったいような感じ。
耳垂れを経験している人はわかると思いますが、耳垂れが出てくるときの「もぞもぞ」したくすぐったい感じです。
あれ? と思い、耳の入口を少し綿棒でさわると、薄く赤い血が混じった耳垂れが、少しついていました。
入院中、耳の中の脱脂綿をとった状態でも、出てこなかった耳垂れが、なんで退院翌日に?
量は、綿棒の先にほんの少しついている状態です。
このままほっといていいのだろうか? 30年以上前にうまくふさがらなかったこともあり、やはりほっとけない。と思い、病院が開く時間に電話して、先生に聞いてもらうことにしました。
(行けばよかったのですが、病院までが遠い為、電話しました。)
すると、まだ診察が始まる前だった為、看護師の方が、「すぐに先生に確認してみますね。」と言っていただきました。
先生の回答は、「つぎつぎ中から出てくるようだったら、診察にきてほしい。少量で、今は、中からでてくるような感じがなければ、様子を見てください。」とのことでした。
幸い、はじめの綿棒についている状態から、あらたに耳垂れが出てきている感じはありませんでしたので、1日様子を見ることにしました。
翌日からも、耳垂れはありませんでした。
中に残っていたものなのか?
そのまま、特にかわったことはなく、1週間後の診察に行きました。
その時、翌日の耳垂れのことを再度聞きましたが、耳の中を診られた先生からは、「中は変わりなくきれいな状態ですよ。」と言われ安心しました。
「中に少し残っていたものが出てきたのでしょう。」ということでした。
残っていたものとは、憶測ですが、のちに「かさぶた」になるものだと思います。
退院後の状態と1週間目の通院でも少し書きましたが、新しい鼓膜を接合した部分は、「かさぶた」になり乾いたら、普通に取れてでてきます。
その、かさぶたになる前の状態(液体)が少し翌日に出てきたのだと思います。
(もしかしたら、退院当日の夜、お風呂の浴槽に浸かったことで、体が温められたことで、出てきたのかもしれません。←この部分は、あくまで私の憶測ですが。笑)
その後は、ずっと数か月たった今でも、耳垂れ、中耳炎にもなっていません。
耳の中であらたに作られて随時出てきている耳垂れの場合は、病院でみてもらい、少しの量で、次々出てくる感じでない場合は少し様子見でいいのかもしれません。