鼓室形成術後翌日(入院3日目) シャワーが浴びれるようになりました。

手術の晩は、特に傷みもなく、歩いてもふらつきもなく、食事もとれました。

そして翌日。

朝食は、おかゆのごはんと、練り物のおかず、フルーツ等です。
特に気にすることはないのかもしれませんが、口大きく開けて食べるもの・噛む必要がある固いものは、耳に響いたり、あごを動かすことのよって耳を刺激しないようにしているのでしょうか?
わかりませんが、なんとなく、おそるおそるゆっくり食べるようにはしていました。
傷みはありませんでしたが・・・

普段食べることのない「おかゆ」も、久しぶりに食べるとおいしいもんだな~と思いつつ、朝食をとりました。

そのあと、午前中に、耳鼻科の診察があります。
病棟に診察室があり、時間になると、自ら歩いていき順番に診察してもらいます。

頭に巻いてる包帯を取り、耳の後ろの切開した部分を消毒されました。傷口はきれいで、出血もないとのことで安心しました。
ここで、はじめて聞きましたが、耳の中は、脱脂綿をたくさん詰めている状態で、出して中を見るのは、1週間後ぐらいからと言われました。

ずっと、詰めたままで、そんなに長い期間、詰めたままなんだ。と思いました。

あとは、傷みがないか、めまいがないか、頭痛はないか、などいろいろ聞かれる感じで、前日の手術後とほぼ同じ感じです。
自分でも、不思議なくらい傷み等の症状がなく「大丈夫です。」を繰り返す感じでした。

この日から、朝と夕方に点滴があります。
抗生物質の点滴で、化膿止めの点滴だと思われます。

1回30分ぐらいで終わります。
他には、定期的に看護婦さんが来られ、血圧・検温・食事がとれたかなどの質問をされる感じです。

手術後で、唯一難点があった後言えば・・・

手術後は、上を向いて寝るか、手術した方の耳を上にして寝るようになります。
私は、横を向いて寝るのが楽だったので、そうしましたが、翌日、首が痛くなりました。枕があっていなかったと思います。

昼間も横を向いて寝ながらテレビを見ることがありますが、首が痛くなります。
(病院にいる間は、横になることが必然的に多くなりますので、枕は大事だなと思います。)

タオルを重ねたり、枕を縦にしてしのごうかな。と思っていたとき、たまたま、看護婦さんが来られ、
「頭に包帯を巻いていることによって、頭痛とかがあったら、アイスノンもありますから、言ってくださいね」と。

すかさず「では、アイスノンお願いします。」
入院時期が夏だった為、頭が暑く感じることもあったので、ちょうどよかったです。

このアイスノンは、枕の高さを調節してくれるだけではなく、包帯巻いていることで熱がこもりがちな頭をクールダウンしてくれ、非常に気持ちよかったです。
連日、アイスノンを借りました。
(春・夏時期に入院される人は、Myアイスノン持参もありかな。と思います。)

そして、手術の翌日の出来事で、びっくりしたのが、夕方看護婦さんが来られ
「体調が悪くなかったら、首から下のシャワーができますけど、どうしますか?」と。

もう、シャワー浴びれるん? 包帯巻いたままだけど、浴びれるんだ。
(前回(数十年前)の時は、3週間お風呂どころか、シャワーもできなかったのに)

もちろん、シャワーをしました。(1人20分ごとに順番に入るようです。時間を告げられ、その時間に浴室に行く感じです。)
結構緊張しましたが、無事、入れました。

シャワーでも、浴びると体が温まるせいか、耳の中で耳鳴りがしている感じがでました。心臓の鼓動が聞こえているような音です。
浴槽にお湯がはってありましたが、さすがにこのときは、音が大きくなる気がして、入りませんでした。

シャワーを終えて、1時間ぐらいすると、あまり気にならない状態になり安心しました。

そのほかは、ずっと病室で寝ていたり、テレビを見たり、ポータブルDVDを持って行っていましたので、見ていなかったDVDをみたりと、ひまな時間を過ごしていました。

この日の食事は、朝・昼・晩とも「おかゆ」とやわらかいおかず・練り物だったため、朝にはおいしく感じた「おかゆ」もあきてしまいました。昼と、夜は、食欲があまりわかない感じになり、少し、残してしまいました。

夜、売店でジュースやおかし(ポッキー)などを買って、むしゃむしゃ食べましたが、全然食べれる。(ポッキー食べても、全然耳にも響かない。)
明日、食事を普通食にしてもらえるか聞いてみようかな?と思っていました。

が、翌日の朝、看護婦さんが検診に来られた際、「食事、普通食の方がよくなったら言ってくださいね。替えれますから。」とタイミングよく言われ、さっそく替えてもらうことにしました。